図書館員、本を買う。図書館員、本を買う。
  『日本全国 地元パン』 甲斐みのり／著 エクスナレッジ 刊 出版年：2023.4 購入日：高円寺 蟹ブックス 2023年6月1日 働いている会社から、定期健康診断のお知らせが届いた。 原則、１２月末日までに受診をしてくれというお達しなので、いますぐ予約しなくてもと思うものの、何時何時（いつなんどき）精神ヤミヤミ（うつ病）の状態になるかもしれないので、毎年、お知らせがきた時点で予約をすることにしている。 しかしながら、コロナ化になったころからか、お世話になっているクリニックの予約の電話がなかなかつながらなくなって困っている。 （小さいところなので、ネット予約とかはありません（笑）） 朝から、小１時間（こいちじかん）ほど、しつこく電話をしてようやくクリニックにつながったのが１０時過ぎのこと。７月下旬に予約が取れたけれど、クソ暑いなか飲まず食わずで、しかもニガテなバリウムを飲むことになることを考えるととてもユーウツだ。 そういえば、前の職場（NPO法人げんきな図書館・2019年解散？）で健康診断を受けていたクリニックは、ホテルのラウンジのようなゆったりとしたスペースで、窓からの眺めもよく快適（かいてき）だったなぁ、などと思い出した。だからというわけではないのだが、これから向かうのはそのクリニックのある高円寺である（笑）。 今回の目的地である蟹ブックスは、2022年9月にオープンした花田菜々子さんが店主をつとめるお店である。 かつて、花田さんが店長をつとめていたパン屋の本屋とHMV＆BOOKS HIBIYA COTTAGE（2022年2月に閉店）をおとずれたことがあり、２店ともとても居心地（いごこち）がよい印象があったので、前々から行ってみたかったお店だった。 すこし早めに駅に到着したので、高円寺パル商店街にあるヴィレッジヴァンガードに入り、開店時間を待つことにする。そこかしこに設置された防犯カメラに自分が映るたびに、「あっ、不審者（ふしんしゃ）だ！」とビクっとしてしまった（笑）。 道路に蟹（カニ）の絵が描かれた看板が立てられていたので、すこし古い感じの建物の階段を上っていく。 店内は、とてもスッキリとした印象だ。パンパンに本がつまっていて、本が選びにくいとか、通路がふさがってたり、せまかったりといったこともなく、とにかく動線がよいというのか、雑味（ざつみ）なく本に触れることができる。 面出しされた本のなかに、甲斐みのりさんのパンの本を見つける。 まえに、『日本ご当地パン大全』（辰巳出版）を買ったのだけれど、甲斐さんのこの本もとても気になる（笑）。パン屋の本屋をやっていた花田さんならではのセレクトなのだろうか。 店番は花田さんではなく、男性の方だったけれど、ていねいな対応をしてくれて、とても心地（ここち）のよい時間を過ごした。 |
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