図書館員、本を買う。図書館員、本を買う。
  『小泉今日子と岡崎京子』 米澤泉／著 幻冬舎 刊 出版年：2024.7 購入日：くまざわ書店錦糸町店 2024年10月6日 ６月に新しく入ってきた若い男性スタッフが、９月いっぱいで辞めることになった。 もちろん、辞める理由について彼もことばをにごしたが、女性中心の図書館業界あるあるの男性いじめがあったことは、公然の秘密である（笑）。 人数が手薄（てうす）になった１０月の日曜日、利用者がどっと押し寄せ、バタバタといそがしく、バテバテで仕事を終えた（笑）。 バテバテなのにもかかわらず、帰りがけに錦糸町に立ち寄ろうと思った。ついこのあいだまで、テレビドラマの『錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜』（テレビ東京）を見ていたこともあり、ひさしぶりに錦糸町の本屋に行ってみたくなったのだ。 大横川親水公園をどんどん南へ歩いていく。清平橋を抜けて左に折れ、北斎通りをさらにまっすぐ歩くころには足が棒（ぼう）になってくる。ここで、前回、錦糸町の本屋を訪れたときのいやな思い出が頭をよぎった。 テルミナに入り、はじめに有隣堂（錦糸町テルミナ店）からおとずれたけれど、めぼしい本を見つけることができない。前回同様、歩き疲れてもうヘロヘロだ。 有隣堂を出て、アルカキット錦糸町へ。９階のくまざわ書店へやってくる。品ぞろえは圧倒的にくまざわの方が多いのに、これといって目を引く本がない。５年前もなにを買ってよいか決まらず、１時間以上、店内をグルグルしていたのだが、今回もまったく同じことを繰り返していた（笑）。 音楽関連のコーナーに、チャッピー加藤さんの『小泉今日子の音楽 THE MASTERPIECES OF KYOKO KOIZUMI』が置いてあった。ＮＨＫのＢＳなので見ていない（またＮＨＫから『衛星放送（ＢＳ）のご案内』が来ている（笑））が、小泉今日子さんが出演しているドラマ『団地のふたり』は評判がよさそうだし、昨年あたりから今年かけて、やたらと小泉今日子さん関連の本が出ているなぁと感心していたところ、ちょっと前に岡崎京子さんと小泉さんを取り上げた本が出ていたなと思い出した。 検索機に向かい、置いてある場所を確認し、お目当ての本を見つける。 前回同様、ほんと疲れた。やっと帰れるよ（笑）。 |
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