図書館員、本を買う。図書館員、本を買う。
  『あんかけ焼きそばの謎』 塩崎省吾／著 早川書房 刊（ハヤカワ新書） 出版年：2024.8 購入日：白山 南天堂書房 2024年9月3日 職場（図書館）でブックポストの返却本のページをチェックするのにパラパラとしていたとき、東京の書店の紹介本（たぶん『東京の美しい本屋さん 最新改訂版』（エクスナレッジ）だったと思う）で文京区白山にある本屋 plateau booksの項に目が留（と）まった。コンクリート打ちっぱなしのオシャレな店だなぁと思った。 休みになった火曜日、本屋 plateau booksへ行ってみようと『白山 本屋』でGoogle検索をしてみたところ、どうやらこの日は定休日のようだった。残念（笑）。 検索時にもう１店、南天堂書房という本屋さんもヒットしてこちらは営業している。こちらの店の紹介記事を見てみると、明治時代からやっていた書店で、いったん店を閉じたようだが２０２３年にリニューアルオープンした店のようだ。こちらもいい雰囲気（ふんいき）だ。 さらにX（Twitter）で南天堂書房を調べてみると、なんと、むかし草加駅前に支店があったとの投稿（とうこう）があっておどろく。草加駅が高架化するまえにはあったのだろうけれど、おとずれたことがあるのかどうかまったくおぼえていない。 （トシは、取りたくないものですね（笑）） 地図検索をすると、南天堂書房は都営三田線の白山駅と南北線の本駒込駅の、ちょうどあいだぐらいに位置している。私の家のほうから行くと、乗り換えがめんどうな感じがする。 ズームを縮小してみると、千代田線の千駄木駅から歩いていけそうであることがわかる。雨が降ってくるまえに、さっそく行ってみることにした。 千駄木駅から団子坂をのぼり、汗ダラダラでヒイヒイ歩いていると到着した。 お店の看板の書体は、歴史のある書店だったなごりが感じられるが、外観はガラス張りのセンスのいい本屋さんになっている。印象的なのは、店の中央に口の字型（検索のときに見た紹介記事だとアイランド型というらしい）のレジカウンターがあることだ。お客さんと店員さんの、距離感のちかい店を目指（めざ）したのだと思われる。 明るい店内と相（あい）まって、対人恐怖症の私にはとても気恥ずかしいお店である（笑）。 平台の新書のコーナーに、塩崎省吾さんの焼きそば本の新刊が置いてあった。前作の『ソース焼きそばの謎』（ハヤカワ新書）も、かなりおもしろかったのでこの本を買うことにする。 帰りは、雨がパラっときていて、あわてて南北線の本駒込駅に飛び込み、駒込でＪＲ線に乗り換え（このとき雨がザーっと降ってきた）西日暮里まで出て、そこから千代田線で北千住、東武スカイツリーラインに乗り換えるという、こまかい乗り換えをくりかえして帰宅することになった。 （家のほうは、雨が降っていませんでした（笑）） |
眠る図書館TOPへ