図書館員、本を買う。図書館員、本を買う。
  『暗渠マニアック！ 増補版』 吉村生／髙山英男／著 筑摩書房 刊（ちくま文庫） 出版年：2024.5 購入日：リブロ浅草店 2024年6月1日 ５月下旬から、風邪（かぜ）が治らない。 ３９度台という、いままで自分が熱を測ったなかではじめて見た数字を記録した日が数日間続き、ようやく熱が下がった（３７度台）と思ったら、咳（せき）とのどの痛みがいっこうにおさまらず、とてもツライ。 スタッフが１～２人少ないギリギリの状態で図書館を回していて、女性スタッフが体調を崩して早退を繰り返していた時期と重なっていたので、仕事を休めず、休みの日は医者に行く気力もなく寝込んでいたので、ただただ『風邪（かぜ）』という名目（めいもく）ですましていたが、ネットやSNSで調べてみると、どうやらアデノウイルス（プール熱）に感染（かんせん）していたのではないだろうかという結論に至（いた）った。眼の調子もかなり悪かったので、ほぼ確定（かくてい）だろう。 かつしかけいたさんと柴崎友香さんの対談が掲載（けいさい）されているということで買っていた、『ユリイカ 2024年6月号 特集＝わたしたちの散歩』（青土社）の表紙をずっとながめていた（風邪（かぜ）で読む気力がありませんでした（笑））ので、６月のはじめ、まだ本調子ではないけれど、仕事終わりに浅草方面へ散歩することにした。 墨田区側からアサヒビール本社のとなりにあるうんこビル（ほかに言い方がない（笑）。ただしくは『聖火台の炎』という名称らしいです）を抜けて吾妻橋をわたり、新仲見世商店街をまっすぐ進んで浅草六区へ。 私の浅草のイメージは、手前にボウリング場、その先にロック座、いちばん向こうに浅草東映パラスが見える六区の風景である。浅草東映パラスで、劇場版『銀河鉄道９９９』(１９７９年）を観た小学生のころの記憶で、どうやら止まってしまっているようですね（笑）。 外国人観光客がにぎわう浅草ＲＯＸに入り、４階へ。リブロ浅草へやってきたのはいつぶりだろう。もしかしたら２０年ぶりくらいかもしれない（笑）。 たちばな出版の占いフェアを開催（かいさい）していて、たちばな出版の本を買うと手相を見てくれるようでにぎわっている。私も深見東州の『強運』とかを買って、のこり少ない人生を占ってもらう誘惑（ゆうわく）にかられつつ、ここはどうにかこらえることにした（笑）。 文庫の新刊コーナーで椹木野衣さん編集の『洲之内徹ベスト・エッセイ１』（ちくま文庫）を買う気でいたのだが、その横にあった、地図を片手にマンホールから顔を出しているカッパのイラストが気になってしかたがない（笑）。 散歩がてら、リブロ浅草にやってきたのだから、こっちを買って帰ろうと思った。 |
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