荒川流域支部の面々荒川流域支部の面々
そうです。タバコは、きっぱりとやめました。もう、２ヶ月ですか。 チビが…。ネコなんですが、ええ。死んでしまって。それからです。 ちょうど、その日はＪＲＰ松戸支部の写真の例会がある日で。はい、その日に。 妻から電話が入って。もうだめかもしれない、と。例会の後、みんなと飲もうという話が出ていたのですが、やはり気になってしまい、その場で別れて。帰りの電車が、とても長く感じられました。 まあ、家に来て、１３・４年ですか。人間の年齢だともう８０過ぎですからね。家に、まだ２匹いるのですが、チビとは、いちばん長い付き合いでしたから。 かなり弱っていて、向こうの部屋で、妻がそばに付き添っていました。 妻が私の食事を片付け、洗いものをしているときです。チビが、体を引きずるようにして、こちらのテーブルの、私のひざに上がってきたのです。そうです。最後の力をふりしぼって。 いつもテーブルで食事をしていると、チビは、私のひざの上へ飛び乗ってきました。はじめて我が家へやって来た日から、今までのことをちょっと思い返したりしました。 クェーン、クェーン、と、ひざの上で、チビが泣きました。か細い声で。ええ、それが最後でした。 妻とチビの葬儀を済ませたとき、ポケットにはタバコが入っていました。何かチビの供養になればと。捨てましてね。ええ。 妻に、タバコをやめたと、その日、告げました。 鈴木慶治さんは、私たちＪＲＰ荒川流域支部の会長である鈴木暎子さんのダンナさんで、ＪＲＰ松戸支部の会員です。ですが、荒川流域支部の面々の重要人物です。 支部の写真展や合宿といったＪＲＰ荒川流域支部の行事には、何かとお手伝いいただいてもらい、支部の忘年会や花見などには、もう、無くてはならない存在です。 チビの話は、花見の席で聞いたのですが、お互いしたたかに酔っていたので、事実と異なる箇所があるかもしれませんが、ご了承のほどを。 鈴木夫妻は、おしどり夫婦で有名（？）で、今年の４月から毎週日曜日、新宿の山吹高校の生涯学習教室に、お二人で通うのだそうです。 ちなみに暎子さんがパソコン教室、慶治さんが料理教室でお勉強いたします。 |
 酒とネコと 魚釣りをこよなく愛す。 もちろん、妻も。 |
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